明るく光が差し込む家・鎌倉
1階部分をスキップフロアとする事で傾斜地を有効に利用すると共に、 道路側からの高さを押さえた、印象とは異なる開放的な内部空間が、 訪れる人に意外性を感じさせる断面計画としています。 部屋の間仕切壁を極力少なくし、吹抜けや階段でつながる大きな空間が特徴的です。 部屋の中心には薪ストーブが置かれ煙突が伸びており家全体を暖める様になっております。 床を掘り込み家具を置かない生活のスタイルが空間の広がりをよりおおらかに際立たせています。 家の廻りには集めてきた薪が積まれてあったり家庭菜園があったりと田舎生活を楽しんでいただいております。 周囲は自然に囲まれており庭先の竹林からの借景も豊かです。 大きな桜の木をそのまま生かす様に建物の形状を合わて設計しましたので周囲の風景にとけ込んだ優しい印象の家になりました。 ストーブで焼くパンや珈琲がご家族の目下の楽しみになっているようで、薪ストーブの実力をしっかりと引き出していただいております 。